今日、下のおっさんが出会い系で知り合った女に会いにいきます。

昨日のエントリーの続報。今の今まで昨日の経緯を聞いていた（ていうか、仕事しろ、俺）。

おっさんを訪ねたら、疲れた顔で出てきて「もう、昨日大変やった」と。何が大変やったかて聞くと、あらましはこんなとこやった。

「彼女から連絡来るのをイライラしながらずっと待っててん。すぐに出られるように泊まる用意もしてたからな。もうしびれきらして8時頃（家を）出たわ」

「連絡とろうにも後払いで使うたポイント3万円払わんと連絡できん」

「タバコ買うて駅でずっと待ってたらメール来て、『仕事が長引いて行けそうにありません』て。でもうこのままじゃあかんから別の女の子で近くに住んでるていう娘がいたから。○○小学校の前に住んでますいうから、行ったよ。けっこう遠くてな、ワシ足悪いやろ、しんどうてな、そこらへんぐるぐる廻って、人にも聞いたよ、写真見せて。こんな娘住んでませんかって。この娘は彼氏おんねん。でもエッチずっとなくてな、『30万円払うからしてください』って。こんなしんどい思いしてせめて30万でも。。え？　やりにげって？　そらそういう話やもん。彼女もそれでOKて。たまに会ってしてくれたらええて。だからこっちは事情話すよ。他の娘がいてこれこれて。中にはぶっさいくなおばはんとかおるで、ワシが苦手なタイプやねん。この娘は金払ってでもええな〜」

「何とかサイト通さんと彼女（1000万。昨日のエントリーでは貿易会社やったけど、レストランやらブライダルやら手広くやっとる30代女性経営者やて）と会えんかな思って、ワシ荷物コインロッカーに金入れんと入れてたんやけど、駅員にワシの携帯の番号書いた紙渡して、『こういう人が来たら渡して欲しい』て荷物も一緒に渡したんよ。『うちは預かり所じゃない』言われたけど、明日までおいとくって。何とかそれを彼女に知らせたいんやけど、もうサイトのポイントがない」

「地下鉄で帰るのもアホらしなって、そばに撤去される自転車があったからそれ乗ってな。別の女が住んでるいうとこも廻ったよ。途中迷ってな（以下略）」（きし注：おっさんの家から待ち合わせ場所まではめっちゃ遠い。大阪市のほとんど反対側）

「この330万円のおばはんかてな、貿易会社勤めてるいうから電話帳で色んな会社に電話かけたよ。こういう女性いませんかって。この子もスーパーの事務やいうからかたっぱしから（以下略）」

「車のパンフ見る？　これ、フェアレディ。かっこえええやろ。明日ディーラーが来んねん。オプションつけとるからな。金ないのにって？　そら事情話すよ。1000万いうけど半年でやで、年間2000万の契約や」（女性から2000万もらえるという話になってる）

「色んな娘がいるよ。大学2年生やねんけど、『いじめにあってて辞めようか悩んでます。相談に乗ってくれませんか』とか。全部が全部いうわけにはいかんけど、そういう娘とかほっとけんやろ」

「中には元JALのスッチーという人もおんねん。で『私が元スッチーということが気になりますか』いうからワシは『そんなん気にならへん』て返すんや。せやからひきつくんや。ワシが売りにしてるんは『女性にやさしく大事にします』いうこと。そんな、女で1000万とか持ってても何もすることがなかったら、そらそう言うやろ。女やもん、したいで。ワシ、フェミニストやもん。そんな女おらんて？　テレビでもやっとるがな、ホストクラブやら何やらて」

「ワシは何か困っていることがあったらなぜか100万円とかくるんや。そういう男、100万人に一人の男やねん。そこらの男とちゃうねん。今までもそうやって前言うたやろ？今回はそのチャンスやねん。ワシもこのままでは終わりとうないねん。生きてる価値ない」

「3万どうにかせんとな〜、それ今困ってんねん」

・・・もう書くの疲れた。書いててゲー吐きそうや。話してる最中もひっきりなしに携帯が鳴ってたな。とりあえず、3万ひねりだそうとして無茶だけはすんなと言っといた。サラ金の怖さはわかってるようやから、多分大丈夫やろけど、信用ならんな。。。銀行も行った言うてたからな。それで銀行に八つ当たりしとるくらいやから周りが見えてない。いっくら言っても、その度に意気消沈した顔すんねんけど、すぐ「でもな」言いよる。自分に都合のええようにしか考えられへんのやな。

去り際「俺は会えんかったら解約するて約束で1000円貸してんやで。ようも平気で破るもんや。100万人に一人の男も墜ちたもんやな」て言うたら、「それを言われたらつらい。。。でも○○さん、この人（1000万）だけは信じてやって、ええ娘やねん。応援してよ〜」だと。

これ書いている間もやってきて「このメール読んで、やっぱ昨日は忙しかってんて。これ見ても信じてくれんかな〜」

「一つだけ相談。駅で『彼女の』荷物が預けられてるから、そのこと彼女に連絡してってサイト側に連絡して、彼女に取りに行かそうと思うんやけど、どう思う？無理かな？？」

、、、「したらええんちゃう？　おっさん、ていうか、1000万の女に会いに行ったんやから、一番ええ背広持ってったんやろ。自分で取りに行った方がええんちゃうか。行き着く先は地獄やで。俺も1000円で地獄行きから降りられるなら思たけど、いくとこまでいかなわからんな。ええか、見も知らん女のこと盲信して、日常のつきあいのある俺との『男の約束』破った、これだけは覚えとき。気がづいた時には周りに誰もおらんよ」

俺にはとても上手には接せられません。聞くだけで腹立ちが顔に出てしまう。火に油注いでる気がする。

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以下、ミクシ内でのコメント

2007年02月21日
15:08
「あと一回待ち合わせてあかんかったら、もうあきらめる」とも言うてたな。生活立て直さんと、泣きの一回入れるのは、博打で負け続ける典型や。それでインケツ引き続けんねん。

2007年02月21日
15:28
今、一応「行列のできる被害相談所」とかいうとこのページを印刷して渡してきた。熟読し言うて。焼け石に水やろね。消費生活センターにも電話してみよか。

2007年02月21日
16:41
書き忘れたけど、おっさん「もう、昨日まで4日間、気づいたらワシ、米も炊いてないねん。ずっとコーヒーとタバコ吸って。そしたら腰も足も痛うて痛うてほんま」

俺の脳味噌も一瞬停止した。

2007年02月21日
19:26
出会えない系サイト探検隊
http://fc2koko.blog55.fc2.com/blog-entry-336.html

・・・おもくそビンゴでした。。。。

2007年02月21日
19:37
とりあえず、このサイトの評価等を記したページを印刷して、
またおっさんのとこに行ってみます。

これで終息することを祈りつつ。

2007年02月21日
21:17
無理でした。「ここまできて一人でもつかまえんと、後にはひけん」だって。信じきってるわ。理屈じゃないねん。もう知りません。仕事します。

2007年02月22日
01:10
孤独と助平根性につけこむ、これ、最強だな。
いつまでもこういう商売がなくならんわけよ。
「この娘はこれこれ、この娘はしかじか、、、どれもサクラて？わからん。でもこの娘はやっと心みせてきたんよ」

2007年02月22日
13:41
ちょっとここからは書けそうにないです。いよいよどっかに相談という段階です。相談しよ言うたけど、「それはやめて、いままでのやりとりが水の泡になる」。この期に及んでもサイトはともかく女の存在だけは信じとる。

午後Zのディーラー来ます。頭下げてやめろと言ったけど、まあハンコ押すことはないでしょう。

階下に、一応貧乏しとる還暦前のおっさんが単身で住んでいる。

午前中、荷物を預かってくれてたこともあり、おっさんをたずねると、「ワシ、この生活抜け出せそうや」。またよからぬことやっとんなと思いつつ、台所で茶を飲みつつ話を聞くと、あらましはだいたいこんなところやった。

「一週間前に『ひまつぶし』思て出会い系に登録してみた」

「そしたらすぐ100通とかとどくんよ、これとかこれとか、、この娘なんか『処女でいるのが恥ずかしい、50万で私を抱いて』いうねん。写真これ（おもくそギャル。キャプションに「真美　富豪の娘」と）。この人なんかな、離婚して慰謝料330万もろてんけど、人生つまらんからおもいきって使いたいいうてな。50歳やいうねんけど、この写真、どう見ても20代にしか見えんやろ？」

「ワシも『毎日でもエッチいけます』とか書いてね、まあそんな毎日は無理やけど、腰も痛いしな〜わはは、でも今でもいくらでもいけるよワシ」

「でな、この人とずっとやりとりしててな、この写真（叶姉妹の妹みたいなの）。他のは裸の写真やらオナニーしてるのやら送ってくる、すごいねん。でもこの人はちゃうねん。貿易会社に勤めてるんやけど、ホストクラブやらに貢ぐのに疲れた言うてんねん。それやったら信用おけるひとにてな、ワシのこと気に入ってくれててな、こういう事情やからワシも信用できんねん」

「つきあってくれるなら1000万くれるいうねん」

「もう夜も眠れないいうて、夜中もメールくるし、仕事の合間にしょっちゅうメールくんねん。これ来た時間を書き留めたやつ。もうこの一週間で200通もきてんねん。真剣やねん」

「さっきの330万かて、中途半端な額やろ。ウソじゃ書けへん」

「この前会おういうことになって駅で待ち合わせしてんけど、改札がいっぱいあってな。連絡しようとサイトに問い合わせるんやけど、返事が来ん。そういうメールを取り次がんのよ。ワシがよう使うと思って、サイト側が邪魔しよんねん。せやから何度も文句言ってやった。それを証拠に次にその子からメール来ても、ワシの送ったのと全然かみあわん」

「前なんか、他の子でワシのためにサイト料20万を振り込んだけど、それはだめいうて送り返したてサイトから連絡がきてん。『何勝手なことしくさんねん！訴えるぞ』て送り返したわ」

「もう、一週間やけど、これで10万は使たかな〜、、ほんまタバコも買えへん」

「今日3時にまた約束したんよ。会社の仕事早く終わらすって。車がいる思て昨日日産行って車も見積もりとった、、え、金？その人の名義で買うから。車？フェアレディZ。車いるやろ？」

「ワシが何て名乗ってるか？いや、『名無し』やで」

・・・仮に会えたとしてその人が「やっぱビタ一門払わん」言うたらどうすんのと聞いたら「それはない！」の一言やった。「サイトでかかった金も会ったら払ってくれるって言うねんもん」。

もちろん、俺は午前中長い時間かけて、罵詈雑言も含めあらゆる言葉を費やし、説得を繰り返したが、これまでも知り合い友人等々から寸借サギ、サイフ持ち逃げなどなど散々だまされても、だまされても、今回はガチで信じるとのことだ。

帰り際の彼の一言。「もし会えたらお祝いしよな、うまいもん食いにいこな、きっとワシエエ顔しとるわ」。

今度こそ、地獄行き超特急が走り始めたかもしらん。