おっさん、その後

みなさまごぶさたしております、管理人です。おっさんの続報が久しぶりに入ってきました。GREEの、よくわからないけど「箱庭をつくるやつ」で優勝したそうです。順調にカネを巻き上げられているようです。せんじつ、喫茶店のトイレに、有り金を全額置き忘れ…

おしらせ

代理管理人のきしです。いままで下のおっさんの上に住んでておっさん情報を教えてくれていたアビコくんが、なんと大学教員のポストをげっとして某県に引越さないといけなくなりました。ていうかもう引越してしまいました! これでアビコくんもおっさんみたい…

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。今年も年数回の更新ですが下のおっさんをよろしくお願いします。小ネタです。おっさんは谷村奈南のファンだそうです。どこで知ったんだ……あと、新しい猫を飼ってるそうですが、ワンルームで閉じ込めて飼ってるみたいで、か…

猫が死んだらしい

管理人のきしです。下のおっさんの話をちょくせつ聞いているアビコくんから、「おっさんが飼ってた猫ちゃん死んじゃったんですよ」と聞いたので、簡単に現在の状況についてメールで教えてもらいました。そのまま転載します。 - 色々あったようななかったよう…

おっさん近況

(管理人の「きし」による更新)おっさんに彼女ができました。脳内じゃなくて、リアルだそうです。おっさんは還暦。彼女は30歳。九州某都市に住むニート女性らしい。おっさんはお金もないのに、毎月夜行バスで通ってます。ちなみに、おっさんは、腰を悪くし…

おっさんその後(1)

前回の日記から3ヶ月が経ったわけだが、何から書いたものか。。。 まず、おっさんは元気に生きています。滞納していた家賃や光熱費等も何とか完済しました。さすがにその頃は顔もげっそりとしていたのだが、こないだ会ったときには「せっかくジーパン買うた…

下のおっさん、その後

こんにちは、管理人のきしです。アビコくんが続きを書いてくれないので、ずっと更新が止まってます。いまのところ、おっさんの状態は落ち着いている、とのことです。いまでもほんの少しだけのお金を出会い系に使っているそうです。それがおっさんのささやか…

100万円ゲットだぜ

おっさんは嬉々とした顔で「やったで、ついにやったで〜!!」と大はしゃぎである。金もないのにまた性懲りもなくよからぬことやっとんなと思いつつ、台所で茶を飲みつつ話を聞くと、あらましはだいたいこんなところやった。やれやれ、、、 「100万!100万ゲ…

仏(ほとけ)の不動産屋

「アホですわ」と自嘲気味に話しながら、うなだれるおっさんを見る男の目はほとんど何かをあきらめた時のようなそれだった。 「きっちりだまされてますねん、あなたに。アホとしか言いようがない。自分自身がアホやからしゃーないですわ。守ってくれないんや…

「私もアホですよ」

不動産屋についたおっさんと俺は小綺麗な店内に入り、あいさつをする。こういう時ほどぎこちないあいさつもない。何しろ嫌なお願いをする前なんやし、向こうも札付きが変なのを連れてきたと思うに違いないからだ。 一番手前の、俺がアパートに入る時にも相手…

番外編(2) 「ブログ解読」で取り上げられた

稲葉振一郎氏が「ブログ解読」にて「出会い系おっさん」に言及(2007年3月12日の朝日新聞夕刊)。以下は掲載そのままではないが、稲葉氏から送っていただいた草稿を転載。なお、読みやすくするために、改行を一行アキに変えました。 ここでは「きし」が作者…

番外編(1) テレビ番組制作会社からメールが来た

『今日、下のおっさんが出会い系で知り合った女に会いにいきます。』 作者きし様 [きし注・作者ちゃうねんけど] はじめまして。 突然のメール失礼致します。 わたくし、テレビ番組制作をしております、テレビ東京の○○と申します。 このたび、きし様にお願い…

いざ不動産屋へ

翌日、正午過ぎにおっさんを訪ねた。俺が寝坊したこともあり、もう不動産屋には行ったかと聞くと、「いや、まだ。起きるの待とうと思うてね」。 家にあがり、勧められたコーヒーを飲みつつ、「一晩考えましたか。で、どうしますのん」と聞くと、「昨日は眠れ…

今こそ逢魔ヶ辻

「俺が提示しうる生活再建のルート」などとえらそうな事を書いたが、一気に事態が改善するような術など、そこらにころがってはいないのであった。知り合いの施設職員に事情を話すと、出てくる言葉は重苦しいものばかりで、電話は終始、その先にある苦い表情…

止められた

「止められた・・・・」 先に顔をあわした時とはまるで異なる様子でぼそぼそと言っている中で、まず耳に入ったのはこれだった。おっさんの体は一回りも二回りも小さくなったように見えた。発する声に、過去の武勇伝やら災難やらを嬉々と話していた力強さはま…

ネコはよく寝てるってよ

先の日記の後、家を出がけに野菜炒めを携えておっさんの家に行くも、不在であった。晩に帰ってきた時に部屋を見ると明かりがついている。しかし、おっさんの自転車がない。何やってんだろうか。。。 翌日、メシを持って行って事情を聞くと、「だって、帰って…

声をかけ続ける

おっさんはかつては月収数百万を稼ぐトップセールスマンだった。多少いかがわしい会社だったというが、顧客の信用を得て、費用に見あうようサービスに満足してもらえるように、休みも返上して働いていたという。そして働いた後は、部下に気前よくおごり、金…

もうないねん

日曜日の晩に東京から帰ってきた。おっさんの部屋には明かりがついていたので、勝負は空振りに終わったのだろうと思いつつも、それ以外のことが気になるので、翌日おっさんを訪ねると「今銀行と話してんねん。あとで行くわ」。銀行と何を話してるのかはさて…

おっさん、再び

昨日、一昨日は、一週間ぶりにおっさんと顔をあわさなかった。静かな日々である。おっさんのことが気にならなかったわけではないが、こんなことにばかり気をまわすわけにはいかんからね。 夕飯にとりかかろうとしてた時に、おっさんが訪ねてきた。調子はどう…

うたかたの恋とも形容しがたい

昨日夕方、野菜炒めの皿を返しに来たおっさん。あいさつの最中も携帯が鳴るのだが、着信音が変わってた。 「アビコさん、もう聞きとうない言うてたからね、ワシ韓流にえらいはまってもてよ」。 「美しき日々」とかゆうドラマのテーマだという。「もう、見る…

無間地獄とはこのことか

今朝、ゴミを捨てたついでにZの件について聞こうとおっさんを訪ねてみた。例によってえらいやつれ具合で出てきた。何だか日に日にひどい顔になってきとる。わかばを買いに行くとこだったようで、「もうずーっとボーっとしとる。タバコが切れるとワシあかんね…

つける薬もない

昨日のエントリーの続報。今の今まで昨日の経緯を聞いていた(ていうか、仕事しろ、俺)。 おっさんを訪ねたら、疲れた顔で出てきて「もう、昨日大変やった」と。何が大変やったかて聞くと、あらましはこんなとこやった。 「彼女から連絡来るのをイライラし…

今日、下のおっさんが出会い系で知り合った女に会いにいきます。

階下に、一応貧乏しとる還暦前のおっさんが単身で住んでいる。 午前中、荷物を預かってくれてたこともあり、おっさんをたずねると、「ワシ、この生活抜け出せそうや」。またよからぬことやっとんなと思いつつ、台所で茶を飲みつつ話を聞くと、あらましはだい…